「───早まるな、若者よ‥‥!」
ガンダム01のビームサーベルが、OZのシャトルを一閃した。それはOZ幹部の乗るシャトルであり、彼等はOZ殲滅を目的としていた。
シャトル爆破によって幹部のいなくなったOZは崩壊したも同然であり、この任務が終了すれば、彼等は宇宙へ変えれるはずだった。
そう信じて、パイロットの誰もが戦ってきたのだから。
だがそれは、苛酷なシナリオのはじまりであった。
シャトルに搭乗していたのはOZ幹部ではなく、連合の幹部たちだったのだ。
ビームサーベルのたった一振りで、ノベンタ元帥以下平和論者たちの命が、爆風ともに散った。コロニーと地球の和平実現の夢も、ともに消えてしまったのである。
オペレーション・デイブレイク。
それはOZの若き統帥トレーズ・クシュリナーダが、連合もガンダムのパイロットたちすらも察知できぬところで、極秘に進めていた計画プロジェクトであった。
これにより連合は崩壊し、OZが全面的に表舞台へ躍り出ることになった───
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