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BLUE         2000.05.02    



碧い海 Blue sea                 
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タイルの白さが眩し過ぎる                 
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堪え難くて 瞳を閉じる                 
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瞼の裏に映る海の色は碧                 
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鮮明な碧 追憶する碧                 
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狭間に浮かぶ白を見逃す                 
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記憶違いの 瞳の色                 
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閉じた眼差しに隠れた焦燥                 
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軽快な碧 忘却する碧                 















                 碧い空 Blue sky.
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燕の飛び交うこの陽射しの下
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                 雨の香を求めて数度
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                 見下ろした空に映る白雲
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                 逆様に映る 空の裏側.
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                 踏み込めば崩れる極小の宇宙
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                 影を落とせば 自分が映る
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                 足下に出来た空の碧
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                 雨上がり 碧を敷く



























碧い君の瞳 Your blue eyes.
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空を映し出す君の瞳
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深い碧 遠い碧
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海淵より濃い碧
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その瞳に 碧譚を憶う

消えない碧 見えていない碧
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何処も捕らえていない碧
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純粋なだけか
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それとも汚濁しているのか
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何も映さない碧.
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翼をつけても飛べない碧
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鰭をつけても泳げない碧
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そんな色に何を求め
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世界の各地に拡散させた?.
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君だけが持つ碧
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特別じゃない碧
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何処にでもあるから
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君でさえも持てる碧.
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碧く澄んだ瞳の向こう
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過去の風が 乱舞している
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吹き荒れる 失意を感じて
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君の瞳の向こう 碧が見える
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