光の森のエルフの娘
	プアジェ Purje 登場：2話〜 種族：エルフ（森の妖精） 年齢：170歳位。かなり若い。 外見：小さな背丈、長い耳。背に流れる金の髪と、透き通るような金の瞳を持つ。 出身：光の森／リゲル大陸

　リゲル大陸の南の先端に、スピカという名の湖がある。聖なる泉だと呼ぶ者もいる。地図上にスピカと書かれたその湖を囲うように、大きな森がある。「光」の名を抱く、妖精族の聖域たる森。
　その森にプアジェは生まれる。樹々のざわめき、草々の小さな息吹、歌う花達の声のもとに。大きな森のなかの小さな一葉として、生をうけた小さなエルフ。
　やがて人間界を覗くことになっても、ひたすらに森を求めたエルフ。

――だって森は、エルフの故郷みたいな場所だから。