が ん だ む う い ん ぐ
last update 2002.08.27
■ 公式ノベルズ紹介 ■
新機動戦記ガンダムW OPERATION1 始動 DEPARTURE
矢立 肇 富野由悠季/原作 神代 創/著 初版1996年7月1日 角川スニーカー文庫/ISBN4-04-417701-5 241ページ 本体¥500 コロニーから地球へと、密かに送り込まれた5機のガンダム。操縦するのはまだ若い、10代半ばの少年達だった。彼らの孤独な戦いが、初めて降り立つ母なる惑星で始まる。彼らの標的である秘密結社OZは、しかしこれを事前にキャッチしており、彼らの裏をかく作戦に出る。オペレーション・デイブレイク、それはOZが歴史の表舞台へと乗り出す為の作戦でもあった。
「私はリリーナ・ドーリアン。あなたは?」(p.47)
新機動戦記ガンダムW OPERATION2 矜持 PRIDES
矢立 肇 富野由悠季/原作 神代 創/著 初版1996年9月1日 角川スニーカー文庫/ISBN4-04-417702-3 241ページ 本体¥505 北欧のサンクキングダムは、そこを故郷とするOZの特尉によって地球圏統一連合からの解放を果たす。一方、OZの計略にはめられたガンダムパイロット達は、それぞれに至らなさと罪悪感を克服する。だがガンダムは降伏を余儀無くされ、その最中に揺るぎない意志のもとに任務は遂行された。閃光が、耳に心に衝撃をもたらす。爆風の中心にいた少年は図らずも一命を取り留め、OZの特尉との個人的な戦いに応じる。
「任務――了解」(p.78)
新機動戦記ガンダムW OPERATION3 故郷 SPACE
矢立 肇 富野由悠季/原作 神代 創/著 初版1996年11月1日 角川スニーカー文庫/ISBN4-04-417703-1 263ページ 本体¥505 連合の束縛を断つOZを、コロニー側は受け入れてしまう。裏切りの故郷へとパイロット達は帰ってゆくも、在るべき場所は無く、身を隠した。うち数名は新型MSの情報を得て月面基地に潜入し、故意に捕縛される。新型のテストパイロットとして起用されたが、出撃した先にいた敵は、ゼロシステムを搭載した新型のガンダムだった。混乱に乗じて彼らは基地から脱出する。
「人間狂って結構。それが戦争だ」(p.246)
新機動戦記ガンダムW OPERATION4 彷徨 WANDERING
矢立 肇 富野由悠季/原作 神代 創/著 初版1997年1月1日 角川スニーカー文庫/ISBN4-04-417704-X 262ページ 本体¥505 サンクキングダムは、今また平和への道を歩み始める。兵器は不要、だがロームフェラ財団に対抗する為には軍備が必要。その矛盾に王女は心を決めた。かつてのOZ統帥は己の戦いに見切りを付け、新MSをガンダムパイロットの一人に託す。一旦は平和に身を置いた他のパイロット達は、そこが自分の居場所ではないと分かっていた。彼らは戦場へと赴く。攻撃を終わらせる為に、王女は主権を放棄する。そして女王の立場を用意された。
「見せてくれたまえ、君の戦い方を。君の未来を」(p.149)
新機動戦記ガンダムW OPERATION5 終焉 BIGINNING
矢立 肇 富野由悠季/原作 神代 創/著 初版1997年3月1日 角川スニーカー文庫/ISBN4-04-417705-8 281ページ 本体¥560 コロニーの自由意志の為にと、ホワイトファングが立つ。財団を追われるように元女王が宇宙へ上がる。ガンダムパイロット達は、ピースミリオンに集結した。WFの戦艦リーブラが主砲を向けた先に地球がある。かつてのOZ統帥は、世界国家を背負ってその前に立ち塞がった。ピースミリオンがリーブラに激突し主砲を沈黙させるも、二つは地球への降下を始める。各々の敵との戦いにけりをつけて、ガンダムパイロット達が墜ちゆくリーブラに集う。
「俺は死なないっ!!」(p.272)
新機動戦記ガンダムW外伝 〜右手に鎌を左手に君を〜
矢立 肇 富野由悠季/原作 皆川ゆか/著 初版1996年3月4日 講談社/ISBN4-06-330404-3 254ページ 本体¥854 TV本編の時間軸から外れた、アナザーストーリー。
デュオは人探しをしに田舎コロニーへと足を向ける。だがそこにはすでに己の名を騙る誰かが入港していた。正規の手続き無しでコロニー内に潜り込むはめになったデュオは、他のパイロット達が来ていることを知る。探すよう頼まれた人物、マダムLの名を持つ女性と彼女の持つシステムを、彼らもまた目的としていた。デュオの潜入を見ていた少女は、アディと名乗る。彼女は母親の詭弁にうんざりし、マダムLの優しさを受け入れる。だが「ママ」と呼んだ相手は、娘の理想像を求めていたに過ぎなかった。辛さが身を蝕み、アディはシステムに乗った。デュオは彼女を救おうと、手を伸ばす。
「右手に拳銃を持つなら、左手にはなにを持つ?」(p.3)
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 上巻
矢立 肇 富野由悠季/原作 隅澤克之/著 初版1997年4月9日 講談社/ISBN4-06-330405-1 256ページ 本体¥860 A.C.196年、前年のEVE WARSをもって戦いは終結し、人々は平和を手に入れた、かのように見えた。地球圏統一国家情報部、またの名をプリベンターと言う。彼らの任務は秘密裏に紛争の火種を消すことにある。ゆえに「火消し」とも呼ばれる。今、彼らは不穏な匂いを嗅いだ、それは大きな火事になるとの予感がした。最後の戦いの中心にいた者達は、各々悲しみを湛えた過去を内包している。終戦を受けて兵器を捨てた者も、新しい自分の居場所を見つけた者も、答えを見出せずにいる者もいた。幼い少女が身分を明かし独立を宣言し、新たな戦いが始まったとき、しかし、彼らは敵味方に分かたれていた。
「貴様らは正しいのか」(p.221)
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 下巻
矢立 肇 富野由悠季/原作 隅澤克之/著 初版1997年7月23日 講談社/ISBN4-06-330406-X 302ページ 本体¥880 《オペレーション・メテオ》、それは本来、5機のガンダムを降下させるだけの作戦ではなかった。間際に変更された作戦はパイロット達の自主性に委ねられていた。彼らは大きな悲しみと期待を背負い、ガンダムを駆った。しかし今になって、本来の作戦を遂行すべく動き出した者がいる。幼い少女はかつての世界国家元首を連れてブリュッセル大統領府に降り立つ。そのシェルター内に身を起き、新型MSとガンダムパイロット達の戦いを見守る彼女の横で、元女王は決死の思いで大衆へと呼び掛けた。かつてリーブラを墜とした英雄は、標的に向け三度トリガーを引いた。最後の一発は、彼の最後の任務完了を告げる。
「終わったわね……やっと……」(p.293)表示の価格には税が含まれていません。また、時間が経っているので、変動している可能性があります。
所有している書籍の表紙を載せるのはおっけー、てなことがどこかに書いてあった気がするので載せていますが、当然無断転載・再配布禁止です。
表紙の画質が低く潰れているのは、転載防止の為もあってわざとです。