[残してきた足跡と、残された傷痕と]








手 負 い


2002.11.22

傷を負った騎士。
救護班に手当てをしてもらい、
再び戦火に飛び込んでいく。
その白き甲冑を血の色に染める覚悟で。

彼の顔をまじまじと見つめれば、
右目の下にうっすらとある、傷痕に気付く。
消えることのない、遠い残像。
それは戦が終っても、きっと。


HB0.5 pencil/WATER COLORS+COLORED PENCILS/A5 kent
線画2時間+彩色1.8時間
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